ドンブラザーズでは稀に登場する井上回、というかオトナ回。
イヌブラザーがメインになるとこうなりがちというか、似合うんだよなぁー。
そして今回のヒトツ鬼モチーフは科学戦隊でございました。
で、話は絵画を主軸したところで……攻撃方法は爆発でしたが、やっぱり芸術が爆発してたってことなんでしょうね。
この画家とモデルの令嬢の恋……たいへん不器用だったのだと思います。
上手くない、美しくない、心地よくない……思いを残した方法も、その思いがこもった絵が失われた経緯も。
「うまくあるな」「きれいであるな」「ここちよくあるな」……そう岡本太郎も言っていました。
そして、モデルの作業自体は同じことの繰り返し、「同じことを繰り返すくらいなら死んでしまえ」と岡本太郎も言っていました。
ただ、そこに別なクリエイティブ……恋という思いが発展していたわけですね。
そして行動を起こした令嬢……怪盗して盗む、ヒトツ鬼になる、そして偽札でのオークション……真っ当な方法ではないのですが、そういった害なものを手に入れることもまた一つ芸術なのかもしれません。
「自分の中に毒を持て」、そして「マイナスに飛び込め」そう岡本太郎も言っていたのです。
なんだこれは!!!
そういえば、獣人にされてしまった狭山刑事退職されているということで……まぁ警察組織としてはかなり外れた感じになっちゃいましたからやむなしなんでしょう。猫レベルの獣人はこんな感じなんでしょうね。
それに比べると擬態できている鶴レベルの獣人……こちらはなかなか恐ろしい気がしますね。