誠意とはお金とかニチアサで言わないでーw
さて、なかなか重いストーリー。何かが解決すれば、解決しないことによって成立していた何かは崩壊します。
某ミステリーのシリーズだと「憑き物落とし」なんていわれますが、なんでもありなドンブラザーズの世界でも、これは当てはまってしまうんですね。
今回解決したのは、脳人が封印したヒトツ鬼になった人たちの問題。
獣人の森の奥にある「許しの輪」を回すことで、この封印が解放され、人々が戻ってきました。前回封印されたキジブラザー・つよしも一緒です。
そして獣人と獣人の森に囚われた人の問題。
前回、ペンギンの獣人がタロウの身体をコピーしてしまいましたが……ここはさすがタロウというべきでしょうか。タロウ自身がペンギンの獣人の身体を乗っ取り、自身の力でイヌブラザー翼と共に獣人の森に戻りました。
そこで再度身体を取り戻し、獣人の群れに対してドン家のものとして名乗りをあげ、森に囚われた人を元に戻し、獣人自体を森に封印しました。
囚われた人が戻ったことで、獣人自体が不可殺ではなくなり、人間の世界で暴れる獣人も倒せるのですが……
崩壊したもの。
まずはジロウの故郷の思い出。全てはペンギンの獣人が見せていた幻覚だったということでした。ジロウはそれを信じられず……この事実をどう受け止めるのか……。
そしてみほちゃん。
正体は夏美をコピーした鶴の獣人。鶴の獣人も不可殺ではなくなったため……対立していた猫の獣人複数の攻撃を受けてしまいました。
鶴の獣人とタロウの関係性も絶妙で、今回の「タロウが獣人の身体を乗っ取った」というのも鶴の獣人キッカケでした。
彼女がいなくなったことで完全に影響があるのはその夫、キジブラザー・つよしのはずで……だってみほちゃんを思うあまり3回もヒトツ鬼になる人ですから……。
ラストに向けて、この2名の行く末も大変気になってきました。