今回のタッセルの話で、物語の根幹がはっきりと浮かび上がったので、ちょっとまとめてみます。
知識の源を探す旅をしていたタッセルは、世界をつなぐ存在(おそらくルナの先代)に出会い、そこで一冊の本を見つける。
それが全知全能の書であり、そこからワンダーワールドが生まれる。
全知全能の書の一部がタッセルの仲間だった3人に奪われ、その3人はメギドになる。それこそがレジエル、ズオス、ストリウスの3人
全知全能の書の力を求める人々が争いを起こす
争いを鎮めるため、世界をつなぐ存在が、全知全能の書をバラバラにしてライドブックにする
手元に残った全知全能の書はタッセルと初代マスターロゴスで分けて所持することにする
初代マスターロゴスは現世、タッセルはワンダーワールドを守る立場になる
ここで1話の冒頭のタッセルのモノローグを見返してみました。こんなことを語っていました。
世界を作った1冊の本があり、聖剣に選ばれた剣士がその本を守っていた。しかしその中で裏切り者が現れたため、本がバラバラになってしまう。力を求める戦いが始まり、その戦いはまだ終わっていない。
若干前後関係が違いますが……概ね合っていたんですね。
そしてこの後に、例のカリバーの襲撃と、ルナが飛羽真の元から離れてしまうシーンに続いていました。
カリバーは今のマスターロゴスそそのかされ事件を起こす。事件の謎を明かすため先代の炎の剣士は闇の聖剣を手にする。真相を知るため、目次録を手に入れるため儀式を行う……という感じでセイバーのストーリーは動いていたんですね。
いろいろありましたが、少年時代に飛羽真がルナに選ばれていた時点で、飛羽真にワンダーワールドの力が受け継がれる運命が決まっていたようです。以前からこのエピソードは語られていましたが、力を受け継げば飛羽真は現世に干渉できなくなる。その運命をも変えるという流れでこの後続いていくようです。
さて、マスターロゴスにトドメをさしてから、ストリウスのキャラが変わってきています。何かマスターロゴスの狂気を受け継いだような……前回のセイバーの感想でも書きましたが、何か感情を肥大化させると、このストーリーでは退場フラグが立つようで……こうなるとストリウスがラスボスなのか……って気にもなります。
まぁ、このような怪演キャラは大好物なので、今後はストリウス注目ですw