バグナラクの王、デズナラク8世……その悲しみを吐露し、真実を明らかにした時に、手下を装っていた首謀者から亡き者されてしまいました。
敵であるバグナラクとの本来の和平のため、ジェラミーは王になると覚悟を決め、デズナラクとの決闘をした中での出来事でした。
この1場面、戦隊シリーズでも異色なシーンだったと思います。
敵の王は、2000年続く謂れのない罪を着せられた恨みの連鎖に縛られた状態で人類を攻撃しました。
人類への攻撃は忘れないとした上で、謂れのない罪について謝罪するギラ……そこで心が折れたデズナラクの「こんな終わりでいいのか…」と絞り出すような声……これまで蓄積されたバグナラクとしての思いを考えればこれだけ重い言葉になるのでしょう。
ただ、それで終わらせない男が…手下を装っていた首謀者、カメジムでした。
ボシマールの件もありましたが、この男こそが人とバグナラクを争わせた発端だと証言……巨大化し、王達を倒そうとしますが、それは叶わず……この戦いにより、ジェラミーを国王とする6番目の国家が誕生しました。
ただ、残る謎はまだ多くあります。
そもそものバグナラクの出自は少し語られましたが、まだルーツも謎ですし、神々の怒りの首謀者も……そこで大量発生したセミシュゴッドはシュゴッドソウルを喰われて亡骸になったのは確認できましたが、それを起こしたのはどういう理由か??
バグナラクに食わせるためのシュゴッドを量産しただけなら、ヒメノの両親を手にかけた意味はなく、さらに先代のゴッカン国王が封印しているものも謎のままです。
そして宇宙からの存在……第二章にいい感じに繋がりそうです。
しかし、仮面ライダーギーツの最終回にこちらも第一部の最終回を合わせるとは……ドンブラザーズで味を絞めましたねw