全世界での気温上昇問題が発生……民の気持ちを抑えるためにも全世界的な夏祭りを開催!!
という状況の裏で、大変なことが起こってました。
この温度上昇はバグナラクの仕業。
バグナラクの王、デズナラク8世のチキュー破壊計画の一端だったのですが……この動機に関わる部分が深みがありました。
デズナラク8世の思いは、バグナラクが忌み嫌われる状況自体が憎く、チキューの支配よりチキューの破壊に傾いていました。
自分が生まれる前からチキュー上では敵扱いされている状態……確かにその心理はわかる気がします。
デズナラク8世に対して、計画を止めるよう向かったのがジェラミーでしたが、ここで衝撃の事実が語られます。
「2000年前に人類を侵略したのはバグナラクではなかった」という話。ストーリーの根底がひっくり返ります。
さらに、バグナラクの侵略を根付かせるきっかけは、チキューに伝わる物語でそう聞いていたら……それを作ったのはジェラミー自身……。
その思いを胸に、デズナラク8世は巨大化し、チキューの中心部に向かって、内部から破壊する計画を遂行します。
この思いを鎮められるのか……チキューの破壊を食い止められるのか……。
お祭りムードから一転の展開にかなり衝撃を受けたエピソードでした。