垓社長、とうとう唯阿からもボコボコにされてしまいました。
顔面グーパンチからの「これがわたしの辞表」……なかなか熱いシーンになっています。
しかし、ここで心が折れない垓社長もすごいなw
特撮ではしばし大きなテーマとなる「夢」ですが、飛電製作所編になってから、ゼロワンの新たな軸になっているようです。
今回も「夢に向かっていくために特訓するコーチヒューマギア、ラブチャン」と「その夢は重すぎると思っている学生」という絶妙な関係のコンビが登場しました。
学生は確かにラブチャンの言うことは本心では重いと感じていても、ヒューマギアとして嫌いではない。
ラストはヒューマギアの「コーチとして一流の選手に育てる」という夢を応援する関係性になりました。これ、「ヒューマギアを道具」と考えているのであれば、ここに到達することはできないですよね。
垓社長の完全によくないところは「自分の壮大な夢を叶えるため」に、巻き込む人間と同調せずにコマとしてしまうこと。お金や高度な技術の優位性でもって、それを実施してしまったことだと思います。
技術者である唯阿は、「テクノロジーは人と寄り添うべき」と言う形で技術にプライドを持っています。いくら高度な技術があっても、根本の意識が寄り添わなければ、モチベーションにつながらない。そうなると個人の技術を高めるのにもブレーキがかかってしまいます。
いわゆるVison, Misson, Valueってところが食い違ってしまえば、組織とともに成長することなんてできない……っていうような経営学的なところも読み取れたりしちゃうのかなーと感じました。
いずれにしろ、唯阿さんこのままだとボロボロになってしまうところだったと思います。
ひとまず離れてメンタルの休養を……って滅亡迅雷.netが接触してきちゃうんかー!