今回登場したラッパーヒューマギア、MCチェケラでしたが……どうもフリースタイルは得意でも、MCバトルが得意というわけではないのかなーと感じました。
MCバトルにおいては、ライム(韻の踏み方、効かせ方)、フロウ(音への乗せ方とか、リズムやメロディ的なもの?)、バイブス(気迫的なもの?)、アンサー(相手のラップにあった返しができるか)、パンチライン(ラップした言葉のインパクト)なんかの要素が大事と言われます。
この要素を演説に当てはめると、バイブス、アンサー、パンチラインなどが大事というコトになりそうです。
MCチェキラの演説を聞くと、まぁアレを即興でやっているとして……ライムは飛び抜けているというわけではないがそこそこ、あの会場の人がノリノリだったことからパンチラインも良かったのでしょう。
ただ、討論の場であからさまになってしまったのはバイブスとアンサーの弱さかなと思いました。
決定的な不正の映像をネタに先攻したのに、それを覆すような映像を出されてしまい、その先に続けられない……ここでさらに上手い事つかないとバトルでは勝てません。
簡単にいえば、あの映像に映っていた皆さんのアリバイを調べれば良かったのでしょうが……その冷静さがなく……しかもそそのかされたからといって自らゼツメライザーをつけるというのは……若干ZAIAのいいようにやられすぎというか、割と簡単にわるい方には転がるなーという印象ですw
なおMCチェケラのバースですが、私が聞き取れた範囲で文字起こししてみました。
正直「大将大将」と2回続いている箇所や、英語の箇所は自信ないのでそのくらいの確度でご覧ください。
ワサビ & スシ 一流の仕事 大将のワザ受け継いでみせるし
握れまごころ 掴むその心 大将大将寄り添うぜ一生
土地の歴史を正しく伝える 彼女マジ最高バスガイド
Here we go the Truth Get on the Truth
少年の憂い晴らすぜYhea
現場は何よりも患者なんじゃ
Be a soldier リブートはきかねぇ
必ず施す最良の治療 命救おうぜ全力で
(ヒューマギア)
響け俺のラップ
(ヒューマギア)
レペゼン H.G.
いずれ広がるユーラシア
未来に導くヒューマギア
まぁ、正直ニチアサのHIPHOPって一回り遅れてる感があるかなーと感じてます。MCチェケラのアクセサリのブリンブリンなチェーンとかまさしくだよなー。
エイベックスとかも、そっち弱そうだもんなーw
という事で、どうしても好きなもの×好きなものだったので、ちょっと手厳しく掘り下げてみた今回の感想でした。
不破さんの云々とかはきっと次回語れると思いますw