久しぶりに寄席に行きました。鈴本演芸場です。
おそらくこのブログの毎日更新を初めて以来、寄席のネタがなかった事を考えると、1~2年ぶりだったかも。
ただ、本来はちゃんとお弁当買って、開演前に並んで……ってやるものの、今日は寝坊してしまい……開演30分過ぎ、前座さん含め3人ほどのネタが聞けず勿体無い事をしました。
そんな中でも聞けた落語はこちら……
- 柳家小ゑん「ぐつぐつ」
おでん屋の鍋の中の具の会話が落語になったファンタジー?なお話。2回目でしたがキャラクターや一つ一つの話がありそうでバカバカしくて好き。
- 古今亭菊丸「祇園会」
京都祇園祭の見物に来た江戸っ子と隣にいた京都の人とのお国自慢をしあう古典。京都の人の小憎たらしさと江戸っ子のまくし立てが交互に入っておかしな空間ができてました。
- 柳家はん治「妻の旅行」
桂三枝さんの創作落語のようです。定年退職後のお父さんが語る奥様の普段の行い……それを聞く息子の面白おかしい心境がじわじわ伝わって来ました。
- 三遊亭歌武蔵「支度部屋外伝」
元力士である方が語る昨今の大相撲界隈のお話。ネタというよりは雑談のような感じですが日馬富士的な話や式守伊之助的な話や……貴重な話を聞けた気がします。
- 柳亭燕路「火焔太鼓」
お侍さんに太鼓を売りに行く道具屋の話。有名な話ではありますが初めて寄席で聞きました。聞いてみたかった演目が聞けたのが嬉しかったです。
おなじみの真田小僧。毎度のことながら登場する子供の憎たらしさを今回も感じることができました。
- 春風亭正朝「普段の袴」
落語の世界の愛すべきキャラ、八っつぁんの「なんかカッコよかったから真似しちゃおう」シリーズ(?)何気にこの話は上野のお話なんですね。
- 柳亭こみち「お見立て」
本日のトリ。女流の遊郭の話は初めてでしたが、喜瀬川花魁の魅力やかっこよさ、それに合わさったやな感じが出てました。それに振り回される登場人物の心境も伝わって、マジなんだけど面白いズレをじっくり楽しみました。
この他、大神楽、マジック、漫才、漫談、形態模写といったネタも楽しめてあっという間に時間が過ぎていました。
やっぱこういう場所で爆笑するのは素晴らしい!