今日はシステムテスト自動化カンファレンス2017-2に行ってきました。
テスト自動化研究会主催のイベントは初参加で、さらに「システスト自動化」という特化した内容になりましたが、広い会場とその席を埋める参加者の皆様……やはりこの分野の関心は高いんだなーという事を感じました。
DeepLearningを組み込んだ話、自動テスト本の翻訳の話、自動化用のツールの話……
今の関心ごとが詰め込まれていましたが、やっぱり根幹となるのが「テストピラミッド」という概念の話。
簡単にいうと、見た目簡単だが手間のかかるUIテストを少なめに、結合テストを挟んで、テストコードを書くなど、それなりの知識が必要だが処理の網羅などは難しくない単体テストを多めに……という考え方。
これがテストの分量が逆になっちゃうと、手間ばっかりかかってテストができなくなり、プロジェクトとして破綻してしまう……というのですが、これが結構おこりがちです。
わかってることなんですけど、どうしてかその傾向に向かってしまう……。
それをうまく止めるのはQA担当だけでなく、プロジェクト全体で考えないといけないというのが難しいところなのかなと思っています……
全然関係ないカモですが……
ちょっとこの話になると、フリースタイルダンジョンで言ってたFORKさんのパンチラインを思い出します。「俺の中で足し算は終わって引き算が始まってるんだ」ってやつ。
いかに過多にならないように、とはいえ破綻しないように……手数を削いでいく。
こういうのができるのは熟練してるってことなのかなと感じます。
