今回の突発帰省ですが、この宿が取れた事も理由でした。
何度も味わえないようなラグジュアリーな体験をしてきたので、こちらでご報告させていただきます。
向かったのは福島県二本松市。安達太良山の中腹にある温泉街「岳温泉」です。
私にとってみれば一番馴染み深い温泉地で、ここの公衆浴場には何度も連れてってもらっていました。
その中心地にあるのが「陽日(ゆい)の郷 あづま館」という高級なホテルです。
こちらも地元にいる頃からあった施設だった記憶です。昔からの温泉施設だと、寂れてしまったりとかがよくある話なのですが、こちらは日々アップデートをして良い空間を保っているのでしょう。
玄関ホールには福島県の観光ポスターが飾られていましたが、その中の一つに「ととのって」が……。
そのアップデート……2023年夏にできたのが「岳のサウナ」という最上階1フロアをリニューアルしたスペースです。
この場所、至れり尽くせりです。
サウナのスペースの中央はラウンジで、こちらで準備したり、休憩したりします。
ここは冷たい水だけでなく、ビール、レモンサワー、そしてアイスキャンディーが取り放題。
そしてアロマオイルも4種類用意されています。
こんなサウナーのためのラグジュアリー空間のサウナは3種類ありました。
まずは「山のサウナ」と名前がついた区画には、バレルサウナが2基並んでいます。
このバレルサウナ、奥が80度、手前が70度という温度設定になっています。
そして奥のバレルサウナは……
山の景色が見れるようになっています。
そしてもう一つは「空のサウナ」
大きな窓の広めの空間の中央にドーンと大きなサウナストーブが鎮座しています。
座ると目線の高さで空が一望できる、これも景観の良い部屋になっていました。
サウナ空間だけでもここまでの贅沢ですが……次は水風呂。
なんと外です!!
抜けるような青空の下、手前が天然水の浴槽になっていて、入れるようになっています。
で……この時期、お昼で「8.9度」!シングルもいいところです!
その後の外気浴も同じスペースにあります。
インフィニティチェアーも完備!
こんな天国のようなところですが……お気付きの通り、この時期気温が下がっています。
このフロアとしてはある意味上級者向けな感じ。ということで、割と人も少なかったので、自由に動けてしまいました。
まず昼から夕方・夜までの時間は90分の各団体専用の時間になり、その間でまずひとととのい。
アチアチのロウリュも、キンキンの水風呂も楽しみました。
そして21時以降はそのフロアにいる人全員が使える時間。
夜になるとまた景観が変わります。
空のサウナはこんな感じ
LEDの色が切り替わり、なかなか幻想的な空間になりました。
遠くに見える夜景も素晴らしい。
そして水風呂も……
水中がライトアップされ、水温は7.5度!
見た目はとても華やか!ただ温度は超漢気!!
こちら堪能させていただきました。
空も雲ひとつ無い状態、満天の星空です。
インフィニティチェアーに座り、バスタオルをかけて星を見ていると……とんでもないととのい方をしました。
空に瞬く星々が全部流星に見える……身体が回って浮かぶような……そんなサウナトリップを味わってしまいましたw
(ちなみに奥様の話だと、ちゃんと流星も見えたそうです。)
さて、24時を過ぎると、一旦サウナフロアには入れなくなりますが、朝はまた使えるようになります。
私たちが狙ったのは日の出サウナ!!
日の出前に向かったところ、空がなんとも言えない色に染まっていました。
ちなみにこの時の外気温はマイナス。水風呂は6度……上級すぎる……w
ただこの幻想的な空の色……サウナ室の中でこれが見れるのです。
ジュワジュワロウリュをして身体を温め……行ってみました早朝水風呂!!
何この素敵な空間。
ちなみに手前はおそらく浴槽っぽいのですが、水は張られておらず、どちらかというとベンチのように使われていました。
もう数秒しか入っていられない水風呂でしたが、それだけでバキっと決まり、即座に水を拭いてインフィニティチェアへ。
しばらくすると陽が登っていました。
目線の高さに太陽……なんて神々しいのでしょう。こんな美しい日の出見た事ない!!
サウナだけでなく、神秘的な大自然を肌で感じてこれ以上のないととのい体験となりました。
今回はかなりなオフシーズンだったので、写真撮ったりも自由にできていましたが、やっぱり上級すぎる感もありましたw
もう少しあったかくなったら最高なのかもですが……この時期ならではの貴重な体験もできて、大変楽しんだ1日になりました。私は結構お勧めしちゃうかも。
ラグジュアリー+がっつりととのい。
2024年のサウナ初めにとてつもない体験をしました。
今年もいいサウナ、いいととのいができればいいなぁー。