スパナと宝太郎の正義のぶつかり合いです。
自分を犠牲にして冥黒王を倒すべく、暗黒の炎の力で101錬成をしようとするスパナ。その根底には自らの犠牲にして自分を守ってくれた両親の姿がありました。
そして宝太郎は仲間を失わずに冥黒王に立ち向かう、これまでも進めてきた王道のスタイル。
技と技、拳と拳の語り合い……かなりヒロイックな空気をひしひしと感じました。
宝太郎がその悩みを打ち明けた、プロレスジムの旭オーナーのシーンも結構好きです。
その前にはお母さんの信念を貫く描写もあり……静かなシーンでしたが、たぎる熱量を感じました。
そしてその決戦。
スパナのマスクが割れ、それでも戦いの手を止めない……それぞれの力を込めた全力の戦いになっていました。
戦いの中でガエリアの「一人命を落とす」という予言もちらつきましたが……それが今回でなくてよかったです。
そのガエリア。
そういえば前回これみよがしに輪廻に何かをしていましたが……それの答え合わせがありました。
グリオンの思いも何かギトギトと拗れたようなものがあるように感じます。
そこら辺はまた来週なんですねー。