紆余曲折ありました。最悪なルートに進みかけていました……でもなんとか、最終局面で大二が戻ってくれたという感じです。
当初大二が自分の中の悪魔を消すという行為は、「自分を乗り越えること」として描かれていたように思います。
でも悪魔が自分の中から出ている存在という一面もあるなら、それは自分の否定になってしまいます。
一輝やさくら、パパさん、そしてヒロミさん、朱美さんやカリザキさんもかな?……何気にみんなが同じことを訴えていたけども、それを受け入れなかった大二でした。
自分の中の悪魔「カゲロウ」との決着をつけたことを、カゲロウを消したことを、無駄にしたくなかった。ストーリーの中でもそう語られていましたが、それをし続けると無理が出て、負担も出てきます。
大二はやっと助けを求めた……それに答えたのが消えたはずのカゲロウだったということでしょうか。
そして変身したライブの最強形態がエビリティライブ。エビルの戦い方などもミックスしたアクションになっていました。確かにあの武器、エビルのように使ってもいいのにって結構思ってましたw
ホーリーライブが若干「神々しすぎるなぁー」って思っていたので、こちらもちょうど良いバランスになってたのかもですね。
さて、大二の復帰の中で兄弟の共闘。
リバイとバイスの力で空間の扉を開き、そこにギフを押し込むことができました。どうもこれが「封印」となった様子……。まぁそうはならないのかもと感じていますが……そこら辺が次以降になるのでしょうか。
ぶっちゃけ、この作品での、特に終盤の大二の位置付けがもやもやするところが多かったのですが……かなり引っ張った形で修繕できたのは良かったと感じます。
過去何作か続きましたが、肉親とかがラスボスってやっぱりねぇー。