瀬奈の早さは百人一首で磨かれた物だった??というような、過去のエピソードから、いろいろキャラクターが深まった回だったと思います。
小夜姉さんの回もそうでしたが、過去描写も見えてくると、またそのキャラの面白さや芯の太さも見えますねー。
最初、ライバルキャラのかるたクィーン真木埜が「せなはやみ!」といきなり出てきたときは「おや?帰国子女とかかな?」とも思いましたが……これよくよく考えると、好きな百人一首の歌を使って呼んでいるということは、それ相応の真木埜の思いはあるんだろうなーと読み取れそうです。
決して揶揄するような感じでは無く、リスペクトがあったが故なんだろうというのも、後々思えば……ってところでしょうね。
あと、今回のヒャクニンイッシュ邪面もなかなか好き。
為朝がかるたにされた時に書かれた句も、いい感じに元歌との韻が会ってて素敵。
なかなか好きな要素が詰め込まれた回だった気がします。