リュウソウ族とドルイドンの戦いは、最終的には地球の意志との戦いになりました。
どちらも生み出したエラスの意志は大変強力なものでしたが、それに最後まで対抗したリュウソウジャー6人の泥臭いまでの戦いぶり……熱いものを見せてくれたなーと思います。
今回の最終決戦は戦隊の中でも、なかなかない展開だったと感じています。
騎士竜たちが封印のために力を与え、そこで退場。その力に乗ったコウがエラスの胸にリュウソウカリバーを突き立て、等身大までに弱らせることができたものの、エラスの触手で命を吸収され、一旦退場。そして残った5人が最後に残った騎士竜の力で変身し、ラスボスにとどめを刺しました。
最後まで、コウ無しで締めてしまうんではないかと感じましたが……前回エラスの中に閉じ込められたメルトの複線も効いていたようです。
生き残ったドルイドンは地球外へ、どうやらクレオンの故郷の星に向かったようです。
クレオン、系統としてはドルイドンじゃなかったんですね。だからチェスのエンブレムも持っていなかったのか。
そして地球のリュウソウジャーはそれぞれの道に……
メルトとオトちゃんは発掘調査をし、トワは旅へ、アスナは戻ってこれる場所を作るということで、学校を建てました。コウが最後に会いに行ったのは、マックスリュウソウチェンジャーということで、やっぱりナダだったんですかね?
それぞれの意志によるそれぞれの平和な日常、それが訪れるのが王道な最終回。
リュウソウジャー自体、スーパー戦隊の王道を改めて考え、表していった作品だと感じています。それにふさわしい素敵なラストだったのではないでしょうか。
まぁ、少々触れて欲しかった複線とかもありますが……きっと今後の話になるのかなと思います。個人的にはカナロの相手は、所長……じゃなかった優衣さんがベストだと思ったのでw
というわけで、スタッフの皆さん、キャストの皆さん。一年間ありがとうございました。
皆様のおかげで、またスーパー戦隊の歴史とそこに込められた思いが繋がりました。
どストレートなヒーローとして戦ってきた皆様の、今後の活躍期待しています!