今回は去年冬のWACATEで行われた「ユーザビリティテスト」についての再演の機会があったのでお邪魔しました。主催者曰く「リベンジマッチ」だそうですが……w
ユーザビリティについての簡単な概況から始まり、テスト設計と実施のワーク、最後の分析方法までと一通りの流れを抑えられました。
一応やったワークをかいつまんで説明すると……
- テストしたい内容のタスクを作る
- タスクにあったシナリオを作る(被験者のロールとか)
- シナリオをもとに被験者にアプリを触ってもらう(この時心に感じたことを全て話してもらうことにする)
- 触ってもらいながらインタビューし、感想を記録していく
例があったからシナリオ作りまではいけたものの、テスト実施の時のインタビューが結構難しい。
手元の操作はもちろん、表情やしぐさも見て「困ってないか」とか「いやそうじゃないか」とかを見なければいけない……ここの話の技術も磨かないといけないのかもしれないです。
残念ながら今の職場ではユーザビリティテストをするまでには至っていないのですが、ちょっと取り入れられそうなものもあった気がします。
例えばDogFoodingをするにもただ触るではなくシナリオやロールを加えてみるとか、ちょっとした確認の時にインタビューしてみるとか……。
そのままはできないまでもエッセンスを加えるとかできそうかなと思いました。
さて、本来の枠組みでの「WACATE」は年に2回、1泊2日合宿形式で行われるソフトウェアテストの大規模勉強会なのですが、合宿であることにハードルの高さを感じてしまう人もいるのかなと感じています。
そういった私のような層にとってみれば、この再演会はとても良い機会だったなと感じました。
なかなかワークをしながらというのも良い機会なので、もし可能ならこの流れで他の内容も……と期待してしまっています。
今回は素敵な機会をありがとうございました!