ウラガミ・ライフ

空欄に書く気持ち良さとか。

写真展「里、見渡せば里見人〜戦国大名里見氏の伝承〜」

嫁を通じた知り合いである嶋津敬さんの写真展「里、見渡せば里見人〜戦国大名里見氏の伝承〜」を見てきました。

http://satomibito.com/shimazu.html

 

「里見」というと、南総里見八犬伝を連想する方も多いと思いますが、こちらはその作品の題材となった、室町〜江戸時代初期に南房総を治めた里見氏がテーマとなっています。

里見氏ゆかりの品や伝承に基づく風景等を、所有者や語った方と共に収めた写真が展示してありました。

今日は撮影した嶋津さんも会場にいた為、しっかり解説も聞くことができました!

 

個人的に興味深かったのが「千力猿」の話。

里見氏は千人力の力を持つ猿を3匹飼っていたとの話ですが、高田崇史さんの「QEDシリーズ」好きの私としては、「猿」が何を暗示……みたいな風に、変に妄想膨らませてしまいました。

歴史的には決してメジャーではない里見氏ですが、それだけに伝承としてしか残っていないものも多いようで、ミステリ好きの心がワクワクしてしまいました。

 

こちらは8月29日まで、館山市の”渚の駅”たてやまにて開催されています。

嶋津さんは土日と最終日には、会場にいらっしゃるようですー。